当はめにゅーでもお伝えした通り、ブラジル国立博物館は9月2日に漏電が原因とみられる火災により、2000万点に及ぶ収蔵品と共に焼失してしまった。

2000万点に及ぶ、世界各地から集められた収蔵品(築200年の博物館自身も含まれる)の焼失により、今回の火災はブラジルにとっても世界にとっても悲劇的な火災となった。だが、ネット上では早くも有志による「デジタル復元」の試みが始まっている。Wikipediaがツイッターで、かつてブラジル国立博物館に来館した人々による写真をウィキコモンズにアップロードすることを求めている。その手段は次の通りである。

「ブラジル国立博物館には2,000万件以上の収蔵品がありました。 それらの写真を撮っていませんか? できるだけ多くの思い出をウィキコモンズに保存するのを助けてください。あなたの デスクトップから行える方法は次のとおりです。

1)http://commons.wikimedia.orgにアクセスしてください。
2)左側のサイドバーで、「ファイルをアップロード」をクリックしてください(「参加」の直下)。 必要に応じてアカウントを作成します。
3)寄付する写真を選択し、「続行」をクリックします。
4)「このファイルは自分の作品です」を選択し、「次へ」を押します。

5)タイトルを選択し、写真の内容を説明し、カテゴリー「Museu Nacional,Rio de Janeiro」を追加します。 (そのコモンズのカテゴリはここにあります:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Museu_Nacional,_Rio_de_Janeiro
6)「次へ」をクリックすると、完了です!」

少しでも多くの損失を復元し、人類の遺産をどの様な形であれ将来に繋げるためにも、多くの情報と思い出が集まる事を願ってやまない。