もともと分厚い漫画雑誌に、ギュッと挟まれた厚いふろくは、子供から見れば宝物であり、かつて購読していた大人から見てもその様子は華やかである。そんな少女漫画のふろく文化に注目した資料展「LOVE♥りぼん♥FUROKU 250万乙女集合 りぼんのふろく展」が明治大学の米沢嘉博記念図書館で開催されている。
今回扱われている少女漫画誌は創刊60周年を迎えた「りぼん」である。1994年に少女漫画誌史上最高の255万部を売り上げその記録は未だ破られていない不動の少女漫画誌であり、「ママレードボーイ」「姫ちゃんのリボン」始め数々の名作が掲載される場でもあった。そしてそこには必ずふろくの姿があった。この資料展では会期を4期に分け、様々な作品や漫画家が関わったふろくを約1000点紹介する。また、ふろくに使われた原画等も展示されると言う。出展作家は池野恋、水沢めぐみ、柊あおい、吉住渉、さくらももこ、矢沢あい、高須賀由枝など。会期中にはかつての関係者を招いたトークイベントなども開催される。
現在購買しているりぼんっ子にもかつて愛読していたりぼんっ子にも納得の資料展となりそうだ。会期は4期あるため、何度も楽しめるのも嬉しい。
資料展「LOVE♥りぼん♥FUROKU 250万乙女集合 りぼんのふろく展」は明治大学・米沢嘉博記念図書館1階展示室で6月4日まで開催される。入場は無料である。詳細は下記サイト等を参照の事。
コメント Facebookコメントが利用できます