5月11日に開催される第40回文学フリマ東京に向け、破滅派の動きも慌ただしい。

文学フリマ東京に関しては、第39回から入場料が有料化され、そして前回から会場が東京ビッグサイトに変更になるなど、運営側も大きな転換期を迎えている。今回から会場なども変わるので、普段から文学フリマに慣れているつもりの方も、改めてサイトを確認しておきたい。

破滅派の会場での位置はあ57-58である。すでにお伝えの通り、紙の破滅派は特集「メイク・アゲイン」と題し、近年の世界情勢を題材にそれぞれの同人が「メイク」を描いている。

当日は破滅派同人もブースに立ち、高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』や、佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』、斧田小夜『ギークに銃はいらない』、そして新刊の『ほろほろ落花生全集』など出版社・破滅派としての販売も行われる予定である。また、破滅派のブース以外でも、破滅は同人が関わるサークルなどが存在する。Xなどでの告知によれば、曾根崎十三は「うちゅうのわくせい」(い-35)で参加する。また、波野發作は「オルタニア」(A-11)で参加する。佐川恭一は、新刊『人間的教育』がG-47で先行販売され、特典小冊子もつくという。是非最新動向をチェックしたい。

今回の文フリも成功することを祈りつつ、5月11日を待ちたい。文学フリマ東京40は、5月11日に東京ビッグサイト南1-4ホールで開催される。開場は12時から17時まで、入場料は千円。詳しい情報は、下記サイトなども参照のこと。