タグ: サスペンス 304件

  1. 東京ギガストラクチャー (七) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 9,621文字

    細かい政治的シナリオを補強する参謀が必要だった。 ニシキが官僚や政治家のツテを辿って探し回っているが、ある種の俯瞰的な思考と様々なSUA組織の細部に通じている人材であり、かつSUAに反抗的な思想…

  2. 東京ギガストラクチャー (六) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 4,386文字

    葛野という男がニシキを経由して俺に会いたいと言ってきた。 彼も茂山同様元自衛軍、防衛大臣直属の中央即応集団特殊作戦群に所属していたエリート中のエリートだった。年は俺と同じ二十八、百九〇センチ以上…

  3. 東京ギガストラクチャー (五) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 7,047文字

    SUAを破壊できる情報機関を立ち上げるにあたって、必要な人員を集めなければならない。 まずは情報収集・工作のプロは不可欠な存在だ。 ニシキは官僚の人脈を利用して、俺を勧誘する前から既に退役した情…

  4. 東京ギガストラクチャー (四) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 3,340文字

    俺が話を聞く限り、鷺沼ニシキの父は国立大学の脳科学者で厳格な人、母は専業主婦で穏やかな人だったようだ。清潔で優しさに満ちた家庭に育ったのだとおもう。戦争も父には関係なかったらしい。まるで別の国で…

  5. 東京ギガストラクチャー (三) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 6,253文字

    わたしは大蔵アオイ、上野のスラムで男性相手の接客業をしている。 生活にこまることはないが、ずっと今の仕事はつづけたくない。 かといってほかの仕事ができるわけでもないし、結婚をすることもいまいちピ…

  6. 東京ギガストラクチャー (二) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 9,186文字

    二十八歳になり山での生活も十年目の冬、鷺沼ニシキが俺の小屋にいる。山口ではめずらしく、昼間から雪が降っている。手作り故に雑で粗末な小屋の隙間だらけの無くても困らないような扉を、声をかけずにいきな…

  7. 東京ギガストラクチャー (一) 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 8,827文字

    西暦二〇四一年、実質一ヶ月しか続かなかった対中露戦争が終わり、日本がとても曖昧な敗北に甘んじていたころ、両親は山口県長府市のはずれにある霊鷲山のふもとの一軒家に住んでいた。俺に戦争の記憶は一切無…

  8. 東京ギガストラクチャー 東京ギガストラクチャー / 小説

    • 尾見怜
    • 4年前
    • 2,105文字

    雪は崩れ落ちた山門の屋根につもり、時折石段の上に落ちて泥水とまざりあった。 境内は白一色、松の枝からこぼれ落ちた雪が手水舎の水に溶けて消えた。 国宝の仏殿があったらしい禅宗の廃寺は、仏殿も山門も…

  9. 縄文スタイル(エピローグ) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 978文字

    ゴリゴリ君、ルネッサンス、縄文スタイル。

  10. 縄文スタイル(6) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 8,438文字

    セレモニー、洞ヶ瀬スレート、縄文スタイル。

  11. 縄文スタイル(5) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 4,049文字

    週刊アゲンスト、エビデンス、縄文スタイル。

  12. 縄文スタイル(4) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 4,959文字

    駅のポスター、教科書のコラム、縄文スタイル。

  13. 縄文スタイル(3) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 8,663文字

    ホイヤー! ホイホイヤー! 縄文スタイル。

  14. 縄文スタイル(2) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 6,367文字

    ワークショップ、ワイドショー、縄文スタイル。

  15. 縄文スタイル(1) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 6,788文字

    東北新幹線、Jモンスター、縄文スタイル。

  16. 縄文スタイル(プロローグ) 縄文スタイル / 小説

    • 波野發作
    • 4年前
    • 3,355文字

    マンションポエム、あずきバー、縄文スタイル。

  17. 燃えるごみのパレード 小説

    • 深澤うろこ
    • 4年前
    • 2,438文字

    いつか必要になると思うの、と、彼女は銃を置いていった。

  18. 涅槃の二流小説家 小説

    • 松尾模糊
    • 4年前
    • 3,827文字

    チェーホフの銃(Chekov’s gun):物語の早い段階で用いられた要素が後段で重要な意味を持っていたことを明かす文学的技法。アントン・チェーホフの「ストーリーに持ち込まれたものは、全て後段の…