だれか 一人の腕だけ握りしめる手には強張ったすじが浮いている どちらかが疲れて手を離すのを待ってしまう日さえ来る
膜の裏側で揺れる光と影を編む。雨粒が溶け、蛹が息を潜め、繭がそっと裂ける。11の膜は、わたしと世界の間を漂い、意味を逃がす。触れれば崩れ、掴めば消えるその何かは、ただそこに在る
呼吸する異物のよう水底で腐りながら焼け残る羽音が所在を拒む掌の境界は漂う像に熱を蝕み感覚だけが歪む言葉に崩れた光を
ヨーグルト。氷。あなたにわたすから、肯首するのよ。 ガーゼ。明るい。鱗。セロハンテープ 邪な両面テープ。
――雨に濡れながら泥で遊ぶあの子のように 語と感覚の間を、音と温度で満たす「糸粛」は、触れられなかった声たちを、確かにわたしたちの内側に残していく。季節も祈りも祝祭も、呑み込まれることなく、ふた…
ぬめりと、翳りと、盲信と。ふたつの心臓が床下で鳴り、触れられなかった願いだけが浮いた。誰かの眼球をくべた焚火だ。いまも、どこかで、嗄れながら光っている。
月は地平線に近付くと紅くなります。これは夕陽と丁度同じ原理なんだそうで。
いやほんとに、コーラはたまに飲むと美味しいです
嵐山を訪れた際に詠んだ短歌、俳句を含みます。
京都は海外からのお客が多いです。中々面白いですよ。
ある程度溜まったのでまとめました。よろしくお願いします。
わたしよりわたしを知っていたそれ
生活の中での他愛も無い短い詩集です。一部短歌。
本当に幼い子供の目ってキラキラしていて綺麗なんですよね……
あの辺りだけ光が入ってこないらしく、それもあって余計に聖域の様に見えました
別に彼等のことを貶してるわけじゃありません
去年は水田として立派に実がなっていましたが……今は朝から親子がキャッチボールをしています
生活の中での他愛も無い短い詩集です。
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