ジャンル: エセー 645件

  1. 「国枝史郎の伝奇小説 神州纐纈城に見る宇宙生命観」 エセー

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 811文字

      国枝史郎の「神州纐纈城」は、武田信玄と上杉謙信との確執の中、異常なる纐纈城主、新興宗教の教祖との対立の中で異常なる人々の残虐なる本性を描きながらも、そこには興味深い哲学的ともいえる…

  2. タバコと母 エセー

    • 消雲堂
    • 10年前
    • 1,265文字

    義父が死んだと思ったら次は母です。肺がん末期で余命数ヶ月と言われました。

  3. 徐福はお父さん エセー

    • しょうだまさとも
    • 10年前
    • 10,453文字

    ex. 著しく不当なビーン・ボール

  4. 館長、感染させてくれてありがとう メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 4,826文字

    バイラルメディアという新たなメディアが人目に触れることが多くなった。盗用スレスレの引用が平然と行われるインターネットという荒野で、創作者はどのような心構えをすべきか。

  5. 必エラスティクス エセー

    • 写真
    • 10年前
    • 1,473文字

    名付けるという行為がいかに恐ろしいことか、私は何度も何度も確認した。 それでも彼は名前をつけると言って譲らないので、聞くだけ聞いて損は無い、と翌日の早朝出勤に合わせた就寝時間を10分だけ遅らせる…

  6. 犬02 エセー

    • 写真
    • 10年前
    • 2,125文字

      犬にはもちろん名前があった。私がつけたのだ。名前をひらめいたのは、六歳くらいの時で、まだ暗闇が怖かったので、照明の、カチカチ引っ張った三番目の、ぼんやり黄色い豆電球をつけたまま眠っ…

  7. inu エセー

    • 写真
    • 10年前
    • 2,600文字

    日本語入力の方法が分からず、タイトルがローマ字になった。そこまではよかったが、結局、これでまた、言葉から遠ざかってしまった、という気がする。当たり前だけれど、それは、日本語を入力出来なかったから…

  8. 堕落した詩とテキストの民主主義 メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 11年前
    • 4,974文字

    詩の発展の歴史は堕落の歴史である——と言ったら、あなたは怒るだろうか。だが、そうなのだ。貴族の娘がコルセットを脱ぎ去って一枚のワンピースで駆け出すことが堕落であるのと同じ意味において。

  9. 文脈の中で私達は無力である メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 12年前
    • 3,482文字

    テキストはある文脈の中に位置づけて読まれる。ただし、文脈は広がりつつある。人々がスマートフォンを持つことで、位置情報を元にしたマーケティングが可能になったように、IT界の巨人達はより強い属性を求…

  10. キャッチ・ミーン・イフ・ユー・キャン メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 12年前
    • 3,784文字

    私達はテキストに意味があると思っている。そして、メタデータはそのテキストの意味を適切に伝えうると思っている。そして私達はそう思うがゆえに、テキストの意味を捕まえることができないのだ。

  11. JBG48、あるいは純文学に課された48の課題 メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 12年前
    • 4,564文字

    衰退する音楽業界の中でAKB48だけがひときわ高いセールスを誇っている。これはなにがしかの事実を指し示していないだろうか。純文学という「売れないジャンル」をAKBと対比させることで、私達の電子的…

  12. 看板から学ぶ エセー

    • 渡海 小波津
    • 13年前
    • 834文字

    多重解釈と傾向性に囚われることなく、文学の道を行くべきだと考える一方、読者は傾向性、感性によって読む方向に向かっているのではないだろうか。あなたの解釈、是非を問いたい。

  13. 真に恐れるべきは異形のモノ メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 4,274文字

    機械が発達するにつれ、ついにテキストは自動的に生成されるようになった。この時代に私達のテキストはどのようにして奪われていくのだろうか。

  14. 売っていない本の中身と永遠に出てこない見積もり メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 4,466文字

    電子書籍という言葉が喧伝され、なにか本よりも安いものが流通するのではないかと期待されたがそうはなっていない。これは端的にいってテキストに値段はつかないからだ。私達は今、19世紀のお針子たちのよう…

  15. 破壊しに、と電子書籍は言う メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 5,222文字

    クレイトン・クリステンセン著『イノベーションのジレンマ』を元に電子書籍が破壊的技術であると仮定してみよう。新技術によって破壊された荒野で、あなたはどんなテキストを紡いでいくべきか。

  16. グッド・ルーザーになるための準備はできているか メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 4,265文字

    あなたのテキストは1000年前の人間が書いたテキストよりも良いだろうか。いい場合もあれば、悪い場合もあるだろう。ただし、機械はそうではない。あなたのテキストに関する能力のうち、かなり多くのものが…

  17. 父は殺戮の限りを尽くし、息子は本が読める メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 2,633文字

    いまWebの世界ではGoogleとFacebookによる熾烈な戦いが繰り広げられている。どちらの巨人が勝つにせよ、あなたのテキストは彼らのやり方で評価されるとうことは知っておいた方がいい。

  18. あなたのテキストは人間が読むようなものではない メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 13年前
    • 2,372文字

    いまあなたのテキストは文学的か否かというよりもまず、「いいゴミか悪いゴミか」を問われることになっている。それを知った上でなお、あなたが紡ぐテキストの価値は残るだろうか。