破滅派では電子書籍などで閲覧制限を行うことが可能です。これにより、途中まではWebで連載を公開し、作品を電子書籍として販売したあとに非公開にすることができます。

ただ単に非公開にすると、URL(アドレスのこと)は無効なものになってしまいますが、あなたのツイートやらなんやらがバズったあとは昔の呟きのリンクなどが残っているかもしれません。その場合、作品を読めなかったとしても、ページだけを残しておけば、どこかのユーザーがあなたの作品にたどり着いて「面白そうだな、買ってみよう」となるかもしれません。

しかし、自分でログインしている場合、破滅派では次のように作品がすべて表示されてしまいます。たとえば、筆者の書いた方舟謝肉祭第22話を見てみましょう。

「この投稿は販売中のため閲覧制限がかかっていますが、あなたには編集権限があるので表示しています」との表示。

では、この作品の編集権限がないユーザーが見た場合はどのようになるでしょうか。

文章が途中までしか表示されておらず、Amazonへのリンクが表示されます。

このように、見る人によって異なる表示なります。とはいえ、みなさんも自分の大切な作品が売り出す前に全世界に公開されていないかどうか、心配でならないでしょう。そのために、各ブラウザに搭載されている「シークレットブラウザ」という機能を使い、ログインしていない状態での見え方を確認してみましょう。

シークレットブラウザの表示方法

Google Chromeというブラウザでは、シークレットブラウザ(プライベートブラウジング)はShift + Command + nまたはShift + Crtl + nで表示できます。次のような見栄えで、これまでのログインやらなんやらの履歴とはまったく切断された状態のブラウザが立ち上がります。

これがシークレットブラウザです。いかにも秘密感が漂っています。

このブラウザだとログインしていない状態になるので、破滅派で読者がどのようにみているのかを確認することができます。主要ブラウザの説明リンクを貼っておきますので、参考にしてください。

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