僕はもうみんなのように筆を持つことができないよ……、リア……。
「主治医の瞳孔が知りたいんだろ? ならおれと一緒にパーティー学級しようぜ! そうすればお前の母さんも、おれの母さんも、一緒になって踊るから! 意中のような、宇宙のような、踊りと踊りとプリンを一緒…
おれたちはそれからキッスをして一つの生命体になる……。
ところでおれはハンバーガーなんだが……。
「快適だな電動」おれは購入画面の一番下の高級決定ボタンを押す。そして明日の昼食の弁当を注文する。「即席だな弁当」
砂漠の近くの山と草原だった頭による機械のスフレ……。豚の怪人……。商人がいつでも何かを喋っているぞ……。おれは向かい風の中間地点でやまびこを試す。さらにおれは山師にはなれないが、車の一部になるこ…
電話口の女はそんなふうにはぐらかしながらおれの頭頂部のことを笑ってくる。
悲観的なナイトプール……。さらに天井から落下することを望んでいる孤独で不採用な冷たくとろける魅惑の弾丸……。
乱暴な女の子が小学校で殺戮したり、おかしな医者が手術とか葬式とかする話です。
そして優秀なペトリコール……。たった二つだけのトランキライザー……。尿が青色になる……。おれの沈んだ右手……。濡れた猫。「寒さで己の自律神経を理解する……。大量のトマト……」おれたちだらけの野菜…
女社員は頬に付いた睾丸の破片を素手で掬い取る。
道徳的で献身的な褐色の母親のような風体を示している鮮やかで脆い空虚な風。
それは余裕と気品を備えた滑らかで妖艶な雰囲気の声だった。
「おれはお前と一緒に居るだけでうれしくてうれションするんだ」
この街で私より安価で売ってくれる売人は居ないよ……。どうする?
唐突に眉毛をありえない速さで動かしながら口を開いた。
「もちろん。私は他の野蛮な医者どもとは違うんでね」とペンウィー医師はかけていないはずの眼鏡をクイッと上に押し上げる。
ペンウィー医師はそのまま数秒間静止した後に口を開いた。出てきた声色は学会などで耳にすることができる、堂々とした風格と上品な気質を同時に孕んだ低めの声だった。
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