araiの投稿一覧 50件

  1. 星廻り沈没船

    • arai
    • 2日前 New!
    • 1,048文字

    ほらテクスチャの剥がれた外観からはみ出す。これら頑なな痕跡が

  2. わたしと泉

    • arai
    • 6日前 更新
    • 1,352文字

    優雅な黒蝶の一種なのです。と、いつからかわからないけれどもね

  3. やまふところ

    • arai
    • 20日前
    • 939文字

    人間的自由と、帳消し、持ち時間は/死に向かって歩き続ける。――今夜は素泊まりだ

  4. いざよい露香

    • arai
    • 28日前
    • 1,538文字

    目につくように。カメラを持って、ぐるりと思考ばかりを徘徊させた、ところで

    • arai
    • 1ヶ月前
    • 950文字

    後ろを振り返ることもなくあるき続けるしかないのだとまた悟った

  5. たそがれのもり

    • arai
    • 2ヶ月前
    • 1,479文字

    酩酊の彼は誰時のやまやまを績む 草原と駈る紅蓮群青へ

    • arai
    • 2ヶ月前
    • 1,165文字

    ぐんじょうのひかり

  6. Oracle 

    • arai
    • 2ヶ月前
    • 2,631文字

    みだり眩しいから目頭が熱くなる

  7. たとえ曇天星邱。

    • arai
    • 3ヶ月前
    • 1,689文字

    「メルヘンは貧相だから直ぐしぼんでしまうんだねえ」

  8. わたしはなぜか泣きそうになりながら誰かを探している

    • arai
    • 4ヶ月前
    • 756文字

    透る上澄みはしぶく毬のような、消えない多色、記憶の一粒一粒

  9. 空に解くシアン

    • arai
    • 4ヶ月前
    • 1,460文字

    定かでなく、最中でもない

  10. やさしくないからゆるしてあげる

    • arai
    • 6ヶ月前
    • 825文字

    いたずらするらくがきだ

  11. あわくせつらく

    • arai
    • 6ヶ月前
    • 917文字

    そして、まほうならば、宵に満ち足りる

  12. 落ちては死んでいた、おと。なら、雨

    • arai
    • 7ヶ月前
    • 2,011文字

    ひらきに見た 遠景の奇説は、ただではしれない

  13. 吐呑

    • arai
    • 7ヶ月前
    • 1,376文字

    よるにむかって歩いている

  14. 航時機から雑音がする

    • arai
    • 8ヶ月前
    • 691文字

    千里眼でも手品でもないから、ただそれじゃ、かげもかたちも

  15. みたされたすべてが真直ぐだった

    • arai
    • 8ヶ月前
    • 1,084文字

    弧を描いて塞ぐ 白地に光を無駄に注ぎ褪せるまで

  16. 綴じ目の彼方

    • arai
    • 8ヶ月前
    • 895文字

    鏡面の湖に私だけが浮いている絵葉書