高橋文樹の短編小説「若者のすべて」が、米オンライン文芸誌『LIT Magazine』に掲載されたことが25日に分かった。
高橋文樹本人がTwitterで伝えた。
短編「若者のすべて」英訳がLIT Magazine @litmagazine に掲載されました。おシェアのほどお願いいたします。 https://t.co/rn1T77VFSs pic.twitter.com/yeIvZIy2pZ
— 高橋文樹 / Fumiki Takahashi (@takahashifumiki) November 26, 2019
高橋本人がTwitterで伝えたところによると、小説「若者のすべて」が有志のカメイトシヤ氏により翻訳され、米オンライン文芸誌『LIT Magazine』に掲載された。翻訳に際し、元の破滅派公開版にはない、いくつかの東洋的な挿絵も挿入されている。
米オンライン文学誌『LIT Magazine』は、アメリカ・ニューヨークにある著名な私立総合大学、New School大学の創作文芸学科により1999年に創刊された文芸誌である。詩、散文、クロスジャンル、翻訳、書評、アートなどを受け入れており、年に二度の募集期間を設けている。今回の掲載は、高橋文樹の作品が一般の文芸誌のみならず、アカデミックな分野においても受け入れられつつあることを示している、と言えるかもしれない。
小説「若者のすべて」の日本語原版は破滅派にて現在無料で読むことができる。2016年1月に掲載された、長寿命社会SF小説である。
高橋文樹のこれからの更なる活躍と、破滅派同人の発展に期待したい。
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