2016年7月19日(火)より、第10回島崎藤村記念文芸祭の作品募集がはじまっている。現代詩、短歌、俳句、エッセイ、創作の5部門が設けられており、それぞれ一般の部と小中学生の部に分かれている。応募は9月9日(金)までで、入選作品は11月から中津川市中央公民館で展示される予定だ。
島崎藤村記念文化祭は、藤村の故郷である岐阜県中津川市を中心に2007年から開始されている文芸祭だ。中津川の文芸活動の振興が目的で、優秀作には最大10万円の賞金が贈られる。当初は短歌部門と俳句部門のみの募集だったが、回を追うごとに部門が増えていき、昨年の第9回からは創作部門が加わって現在の体制となった。
一般の部の応募規定等は以下のとおり。
作品規定 | 審査員 | 賞金 | |
現代詩 | 40行以内(1行20字以内) | 大西美千代 | 特賞:30,000円
一席:15,000円 二席:10,000円 三席:5,000円 |
短歌 | 題材は自由 | 後藤すみ子 | 特賞:20,000円
一席:10,000円 二席:5,000円 三席:5,000円 |
俳句 | 題材および季語は自由
季語は必須 |
古田紀一 | 特賞:20,000円
一席:10,000円 二席:5,000円 三席:5,000円 |
エッセイ | テーマは自由
400字詰原稿用紙5枚以内 |
吉村登 | 特賞:30,000円
一席:15,000円 二席:10,000円 三席:5,000円 |
創作 | 短篇小説または児童文学
400字詰原稿用紙20枚k以内 |
大島一洋 | 特賞:100,000円
一席:50,000円 二席:30,000円 三席:20,000円 |
小中学生の部については中津川市内在住または在学が条件だが、一般の部では15歳以上であれば誰でも応募が可能だ。この規模の文学賞としては賞金も高い部類に入るので、腕試しに応募してみてはいかがだろうか。
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