セルフパブリッシングされている作品の中からこの夏オススメの100冊を選出した「セルパブ!夏の100冊2020」が、夏100実行委員会により7月7日にBCCKSより公開された。

波野發作がTwitterで明らかにした。

電子書籍と言う言葉が普及して久しく、作家が自分や知り合い同士の力で本を出版する事も以前より容易になった。そんな中で、セルフパブリッシング(セルパブ)作家やセルパブサイトが集い、この夏オススメの100冊を揃える「セルパブ夏の100冊」企画が始まったのは2016年の事。マスコットの「ぱぶにゃん」なども生まれ、多くのセルパブ書籍がこの企画を通じて知られている。コロナウイルス騒動も未だ続く中、自宅に居ながら自由に購読できる電子書籍の魅力と価値はなお高まっていると言えるだろう。

今回はセルパブ書籍100冊の紹介の他にも、巻頭の短歌に始まり、様々な対談記事や座談会記事も掲載されている。また、破滅派同人の書籍も紹介されているので、是非確認して頂きたい。

セルパブ界に毎年新しい風を吹き込んでいる「セルパブ!夏の100冊2020」は、無料で閲覧する事が出来るので、是非とも多くの人に読まれ、これを片手やタブの片隅に置きつつ、セルパブの広大な世界に飛び込んでくれる事を願って止まない。