高橋文樹の小説『オートマティック クリミナル』が、雑誌「BRUTUS」907号の特集「危険な読書 2020」で紹介された。

本人がTwitterで明らかにした。

マガジンハウス社が毎月二回刊行している男性向け情報誌「BRUTUS」907号の特集「危険な読書2020」では、様々な観点から「危険」と見なされた小説および漫画が紹介されている。その中で新世代SFとして高橋文樹の小説『オートマティック クリミナル』が紹介された。同じ見開きには有名SF作家テッド・チャンも並んでおり、高橋文樹はアカウント名を「フミ・チャン」に変更しようか悩んでいる。現時点では高橋文樹のTwitterアカウント名は「フッミ・チャン」となっている。

小説『オートマティック クリミナル』は文学ジャムセッションイベント「NovelJam 2018」にて3日間の間に執筆され、藤井太洋賞を受賞したSF小説である。人が死ななくなった未来を舞台に、世界の裏側に迫る名作となっている。編集は澁野義一、デザインは嶋田佳奈子が担当している。高橋文樹と破滅派同人のこれからの更なる活躍に期待したい。