神奈川県鎌倉市に所在する鎌倉文学館では、企画展「鎌倉時代を読む 古典から現代作品まで」を12月9日まで開催している。
1185年(あるいは1192年とも)に源頼朝が鎌倉幕府を開き、武士が政治の実権を担う鎌倉時代が始まった。それから鎌倉幕府滅亡までの約一世紀半、激動の歴史の中で様々な文化が育まれていった。鎌倉時代に書かれた歴史書や軍記物語、あるいは和歌や随筆と言った様々な書物は、後の世の文化にも様々な影響を与えており、現代でもこれら鎌倉時代の文化に着想を得た表現が生まれ続けている。
企画展「鎌倉時代を読む 古典から現代作品まで」では、吾妻鑑や太平記と言った同時代の書物から、それらに着想を得た近現代の作家による作品まで概観し、鎌倉時代と文化の関係を紹介していく。開催期間中には鎌倉時代を扱った古典講座や、文学散歩企画も開催されるのでこちらも確認したい。歴史の流れと繋がりを改めて感じさせてくれる企画展となりそうだ。
企画展「鎌倉時代を読む 古典から現代作品まで」は鎌倉文学館で12月9日まで開催される。詳しい情報は下記サイトを参照のこと。
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