1月6日、年末年始にまったく連絡がこないことを不審に思った高橋文樹(筆者)が行政機関に様子を見に行ってもらうよう依頼したところ、翌1月7日に警察が自宅を訪問、死亡を確認した。死因、葬儀の日程などは不明。享年49歳だった。
山谷は破滅派の初期同人としてさまざまなルポに登場し、同人内ではよく知られていた。また、一方でトラブルも多く、山谷によって破滅派を離れていった同人も多かった。
山谷の作品は破滅派で読むこともできる。また、名物ルポ記事として以下のようなものも。
また、二〇二二年には破滅派16号「追悼・山谷感人」も刊行されている。
くしくも、筆者の書籍『アウレリャーノがやってくる』所収の「フェイタル・コネクション」で書いた通りの結末となってしまった。山谷感人の冥福を祈る。
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