名探偵破滅派2022年10月(テーマ『ソロモンの犬』)応募作。
話を聞いているだけ内閣(NHK国会中継)カルト統失協会
そして医者は今日の散歩コースを提案するような調子で宣言する。
僕と恋人はスターバックスで珈琲を飲みながら本を読んでいた。僕は夏目漱石を読み、彼女は村上春樹を読んでいた。「それから」は冗長な小説だった。「1Q84」も恐らくそうであろうと思う。彼女がふと顔を上…
神聖山羊帝国のキャッチコピーを知っているか? 『おれが山羊になる!』だ……。
表彰の世界に棲んでいるカエルの「がま吉」のたまたま人間のいる街に出た時の話を短い散文にまとめたものです。ブラックジョーク風です。
糞の香りがする男の口には絶え間なく糞が流れ込んでくる。それは止まることのない、止めることのできない拷問だった。主治医は糞の山に男の顔をぐりぐりと押し付け、楽しさのあまりに愉悦の笑みを漏らしていた…
隠れリシャでしょうか、いいえ、たまたま。
自由を勝ち取った理由が数の力でしかないのなら、その逆もきっとあり得るのではないか。
スターウォーズ大好きです。マンダロリアン、サイコー!
失言、迷惑行為による炎上が日常化した現代、皆が皆を思いやることができたら快適な世界を作れるのでしょうか。誹謗中傷が規制された社会で人々はどうなっていくのかを描いた小説です。
ルッキズムが極端に検閲される世界で見た目について語ることは可能か? 鈴木沢雉からの挑戦に藤城孝輔が受けて立った。
本作品はJuan・Bの著書『混血テロル』掲載『1988年の●●』前半部分を『破滅派十八号』のテーマである「検閲」に沿って諏訪靖彦が抜粋、編集、改変を行った作品です。 ※東京文フリ当日は実家…
近未来の日本。中国が敵国となっており、中国語は「敵性言語」として以下の検閲ルールが適用される。 ・中国産、中国由来のものは使用禁止。 ・漢字は使用しても良いがすべて訓読みとし音読みは不可。 …
イグBFC3応募作。転校生が体験した不思議な出来事の一コマ。
水の泡それか、泡の水。
イグBFC3参加作品です。とても真面目に書きました。