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篠乃崎碧海の投稿一覧

全30作(2/2ページ)
  1. 十一 追憶の桑楡 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前
    • 7,650文字
    • 読了15分

    どこにも行かないでくれと乞い願う。どうかずっとこのままでと望む。残された時間は恐らく僅かなのだろう。

  2. 十 霜花の終わりに 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前 新着
    • 9,902文字
    • 読了20分

    ここまで来られただけで、きっともう充分すぎるほどに幸せだったのだろう。そう信じることにして、私は大切な世界に別れを告げた。 全てを失っても、貴方は隣に居てくれた。

  3. 九 風花の思い 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前
    • 6,537文字
    • 読了13分

    失いたくない、そんな思いが日増しに募っていく。終わる予感を見なければ、こんな思いには駆られまい。

  4. 八 緋寒桜 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前 新着
    • 9,084文字
    • 読了18分

    眩いものすべてから身を遠ざけた。誰もいなくなった暗がりを愛そうとして、結局できなかった。

  5. 七 冬蝶の夢 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前 新着
    • 7,444文字
    • 読了15分

    手の届かないものを数えて暮らすことに慣れてしまった。慣れたと、思い込みたかった。

  6. 六 繊手に初紅葉 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前 新着
    • 6,337文字
    • 読了13分

    どうかいつまでもこのままでと願うのは、彼にとって酷なことだろうか。

  7. 五 空蝉・夏の果て 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前 新着
    • 8,165文字
    • 読了16分

    雨の降り止んだ日に、ようやく本当に出会えた気がした。

  8. 四 空蝉・水中花 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前
    • 12,094文字
    • 読了24分

    降りしきる雨の下で手繰り寄せたその身体の冷たさを、俺はきっと生涯忘れることはできないだろう。

  9. 三 空蝉・暗雨 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前 新着
    • 13,825文字
    • 読了28分

    あの日雨が降らなければ、彷徨いこまなければ、今もここで笑っていられたか? いいや、きっとそんな未来はあり得なかった。何があろうと、お前さんはその小さな手を離すことはなかっただろうから。

  10. 二 風薫る 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前
    • 5,440文字
    • 読了11分

    たとえ身を壊すとしても、それは彼にとってなくては生きられないものなのだろう。

  11. 一 陽春の出会い 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前
    • 7,051文字
    • 読了14分

    出会いに理由などない。それでも、その日そこにいたことがたしかに人生を変えたのだ。

  12. 序 春光に山笑いて 小説

    『薄暮教室』収録(完結済み)
    • 篠乃崎碧海
    • 5年前
    • 2,788文字
    • 読了6分
    • 2件

    花の下で生きると決めた日のことを思い出す。仰ぎ見た空から、彼の好きだった色が降りそそいでいた。

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