お笑いグループ「ピース」の又吉直樹による小説「火花」。芸能人の小説が芥川賞を受賞した事により注目され、新しい読者層を切り開いたとされるが、その動きは日本にとどまっていない。
「火花」は6月3日に台湾で発売開始されているが、この度7月1日から韓国でも発売が開始された。、初版は2万部で、これは韓国では異例の部数であると言う。韓国での出版元である大手出版社Somy Media,inc.は、火花について「高い理想と息苦しい現実を行き渡るお笑い芸能人たちの話!過酷な競争世界で孤軍奮闘する韓国の若者たちが頭に浮かび、もっと切に胸にくる感動ストーリーとして多くの韓国の読者を感動させると楽しみにしています」とコメントし、海と国境を越えてもストーリーが通じ合う事に期待を寄せている。
「火花」は中国、タイ、欧米諸国でも訳され販売される予定である。これからの展開に目が離せない。
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