博打と麻薬は夜の色をしている。
――夜を生きる人達のお話。しばらく連載します。
三人の訪問者と、彼の縋るものについて
真相を追う者と深層を追う者
信頼と盲目は紙一重。 扨、嘘吐きは誰だ?
あのとき名前を訊いておけばよかった。次に会ったときには、もうその猶予はないかもしれないのに。
真実に手を伸ばせ。リミットに呑まれるその前に。
誰が殺したクックロビン? ――落ちたら二度とは戻せない。
十五年もつるんできて、そんな素振りは一欠片だって見せなかった。それが何より腹立たしかったと、直接伝えるまでは絶対に許さない。
どれだけ支えになっていたかなんて、お前は知らなくていい。知られたくない。だってそんなの、カッコ悪いだろ。
さよなら。俺みたいにだけはなるなよ。
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