猛暑に襲われ続ける今日この頃、読者の皆様はいかがお過ごしだろうか。是非涼しい部屋で文学に親しみながら、健康に気を付けて過ごしてほしい。

さて、6月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。6月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?

10位~4位

10位

カフカの作品群題材にしたゲーム『Playing Kafka』リリース 没後100周年記念

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フランツ・カフカの作品群を題材とするアドベンチャーゲーム『Playing Kafka』が無料リリースされた。

9位

ミラン・クンデラ『緩やかさ』など文庫化 一周忌『存在の耐えられない軽さ』など4作が電子書籍に

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ミラン・クンデラの『緩やかさ』『ほんとうの自分』が集英社文庫で文庫化。命日に『存在の耐えられない軽さ』など四作が電子書籍で発売される。

8位

南阿佐ヶ谷Talking Boxで7月21日に『70〜80年代特撮・アニメを語る会』開催 髙井ホアンも出演

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南阿佐ヶ谷Talking Boxで、7月21日に『70〜80年代特撮・アニメを語る会』が開催される。出演者は、あぱらちゃのもげ太、かに三匹、髙井ホアンである。

7位

内藤智裕『メロデスガイドブック 世界編』がパブリブより2024年7月に発売 世界のメロデスを一冊に

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内藤智裕『メロデスガイドブック 世界編』が、パブリブより7月に発売される。

6位

【訃報】米児童文学者ルース・スタイルス・ガネットが死去 100歳 『エルマーのぼうけん』シリーズなど

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アメリカの児童文学者ルース・スタイルス・ガネットが6月11日に死去した。100歳だった。

5位

【快挙!】斧田小夜が小説「食火炭」で『サイボーグ009トリビュート』に参加

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斧田小夜が新作「食火炭」で小説集『サイボーグ009トリビュート』(河出文庫)に参加。

4位

目次だけで見る文芸誌2024年7月号

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今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかをお知らせする定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。

6月も様々な文学ニュースが飛び交った。破滅派同人も活躍を続けている。今年の後半も、破滅派を是非見守っていただきたい。

3位

佐川恭一の連載エッセー「学歴狂の詩」第13回が公開 イラストは凹沢みなみ

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佐川恭一の連載エッセー「学歴狂の詩」最新回が、集英社「よみタイ」で公開された。

佐川恭一の連載記事に関するニュースが3位となった。日本の学歴社会の第一人者として佐川恭一が知られる日も近いのかもしれない。

2位

「第171回芥川賞・直木賞」候補作発表 向坂くじら、坂崎かおるや麻布競馬場など初ノミネート

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「第171回芥川龍之介賞・直木三十五賞」候補作が発表され、坂崎かおる「海岸通り」など10作が選ばれた。

芥川賞・直木賞の候補発表に関するニュースが2位となった。これを見ながら予想を立ててみるのもよいだろう。

1位

【快挙!?】三宅香帆×佐川恭一が学歴社会を巡って対談! 集英社オンラインで前後編公開中

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書評家の三宅香帆と、作家の佐川恭一による対談が、集英社オンラインで前後編公開された。

佐川恭一と三宅香帆の対談に関するニュースが1位となった。二人の文学的遍歴も辿ることができる貴重な対談である。是非元の記事をご覧いただきたい。

6月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。