岩手・宮城・福島 MIRAI文学賞・映像賞実行委員会が主催する「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」の受賞作が発表され、MIRAI文学賞をファラ崎士元「日本のグリムを追って」、梅若とろろ「かえるところ」が受賞。MIRAI映像賞をなないろ「東北サプライズ ~胸がときめく、面白い旅へ~」、Arrangers’「心を調律する東北「音旅」」が受賞した。

 「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」は、震災の記憶を風化させず未来を志向するために、未来を担う若者に地域の魅力・希望・未来を切り取ってもらい、文字と映像の力で3県を訪問者の増加を期待し設立された。

 受賞作品は公式ホームページでの公開に加え、3県の観光PR等での活用を予定。

 なお、授賞式は3月30日に仙台市内CROSS B PLUSで開催。文学賞・映像賞ともにMIRAI賞として記念品と賞金50万円が贈られる。

 また、授賞式ではポプラ社千葉均会長と、東北芸術工科大学トミヤマユキコ准教授、尚絅学院大学4年の佐々木湧雅が「若者に伝わる文学と映像」をテーマに、クロストークを実施。さらに、文学賞ノミネート作品を紹介する「ビブリオバトル」を開催。仙台市内の社会人や大学生4~5名が登壇し、聴衆が最も読みたくなった作品のプレゼンターを投票で決定する。

 「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞2024」は、4月1日~11月30日までの期間、作品を募集する。詳細はHPで確認を。