昨年12月に破滅派レーベル立ち上げと共に刊行された高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』の小説家・櫻木みわによる書評が、週刊書評紙『図書新聞』(武久出版)最新号(3548号、6月25日号)に掲載される。

図書新聞は、1949年に創刊された歴史のある書評新聞。『硬派書評紙(ゴリゴリ・レビュー)である。』のコンセプトの元、創業以来六〇余年、一貫して知のトレンドを練り続け、ラジカリズムに徹した辛口の本格批評を届けてきた。

書評は、6月3日に刊行したばかりの『コークスが燃えている』(集英社)でも話題の櫻木みわが担当。ゲンロンSF講座第1期生として高橋本人とも交流のある櫻木。2018年に『うつくしい繭』(講談社)でデビュー後、五大文芸誌はじめ、様々な商業誌で創作やエッセイを発表して確かな実力を示してきた。そんな彼女が本作についてどのような評を寄せているのか、読者の目で確認してほしい。

ちなみに、20日に破滅派から刊行された佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』斧田小夜『ギークに銃はいらない』の広告も出稿されているので、破滅派フリークは要チェックの号となっている。