『情況』2021年夏号に、髙井ホアン(Juan.B)の記事が掲載される。

今回の情況は、「DON’ T TRUST OVER 40」「青年たちは糾弾する」と題し、その名の通り青少年特集となっている。反学校系Youtuberゆたぼんへのインタビューを始めとして、全国の高校生・大学生による様々な政治活動とその叫びが特集されている。髙井ホアンも、「闇のハーフ」に関する記事を寄稿したので是非読みたい。また、同じく髙井ホアンの連載『国家権力は、いったい何を取り締まったのか?』は第七回となった。今回は学問の自由に注目し、戦前の教師に対する弾圧を特集した。

他にも、様々な連載記事や書評など、面白く興味深い記事が満載である。なお、7月から情況の若手が合作して、新たな動きが始まるとの情報もある。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って、今の日本の在り方を確認したい。

『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。変革のための総合誌『情況』2021年夏号は、7月15日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。