『情況』2020年夏号に、髙井ホアン(Juan.B)の連載記事が掲載されることが分かった。
髙井ホアン(Juan.B)の著書『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』(パブリブ刊)に関して、『情況』2020年冬号よりこの話題を掘り下げる連載「国家権力は、いったい何を取り締まったのか?」が開始された。戦前における、一筋縄では行かない様々な規制と庶民の関係を一つ一つの事例を詳しく扱う形で紹介していく連載であり、当時だけでなく昨今の様々な情勢についても言及するなど、単なる歴史読み物に留まらない構成となっている。連載は今回で第三回となる。
変革のための総合誌「情況」2020夏号
特大号 CORONA COLONIAL国家権力は、いったい何を取り締まったのか?❸
自粛警察vs自粛しない観客!?
髙井ホアン敗戦から七十五年。戦争の「中」と「後」
川口典成and more…!
7月15日(水)発売
お求めは全国の書店、Amazonで!https://t.co/zAvtLUj84D— 『情況』編集委員会@情況出版 (@jokyo_from1968) July 10, 2020
連載第三回となる今回は、戦時中に映画館の中で呟いたふとした発言で捕まってしまった男性の事例と、当時の映画館事情について紹介している。また、『情況』2020年夏号は、再びぶり返してきたコロナウイルスと、それによって右往左往する現代を見つめ直す構成となっている。白井聡や中田考、外山恒一らの記事も掲載される。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って確認したい。
『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。変革のための総合誌『情況』2020年夏号は、7月15日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。
コメント Facebookコメントが利用できます