ロフトグループによる有料配信イベント「ディストピアの歩き方」が、5月5日午後8時より配信されることが分かった。

現在の日本は、コロナウイルス騒動により社会が激しく変貌し、今までフィクションでしか見られなかったような「ディストピア」的世界が広がっている。しかし振り返ってみれば、以前から都市の隅々、近代史の隅々に、例えばステッカーや貼紙、誰を相手にしたかもわからないメッセージという形でそのような光景は潜んでいたのではないだろうか?このような視点から都市のあちこちにあるメッセージを様々な観点で読み解いていく配信イベントが「ディストピアの歩き方」である。「自粛」「不謹慎」などと相互監視も強まる中、配信イベントという形ゆえに聞ける話もあるかも知れない。

出演者は、実話ナックルズやサイゾーに記事を持ち都市にはびこるステッカーウォッチャーでもあるゼロ次郎氏、『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』の著者で様々な貼紙ウォッチャーでもある髙井ホアン(Juan.B)、そして阿佐ヶ谷ロフトAの山崎尚哉氏の三名となっている。

コロナで外出も満足に出来ない最中ではあるが、この配信イベントを見ることで、今まで知らなかったあるいは無意識に目を背けてきたような都市の隙間を感じつつバーチャル外出を行うのも良いだろう。

有料配信イベント「ディストピアの歩き方」は5月5日午後8時ごろより配信される。配信チケットの価格は1000円。チケットや閲覧方法などの詳細は下記リンクなどを参照のこと。