『情況』2020年春号に、髙井ホアン(Juan.B)の連載記事が掲載されることが分かった。
髙井ホアン(Juan.B)の『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』(パブリブ刊)に関して、『情況』2020年冬号よりこの話題を掘り下げる連載「国家権力は、いったい何を取り締まったのか?」が開始された。一筋縄では行かない様々な規制と庶民の関係を一つ一つの事例を詳しく扱う形で紹介していく連載となっており、当時だけでなく昨今の様々な情勢についても言及するなど、単なる歴史読み物に留まらない構成となっている。
変革のための総合誌「情況」2020春号
<連載>
中川文人「連作小説−−黒ヘル戦記」
中田 考 「宗教地政学からの中東・ユーラシア深層レポート③」
髙井ホアン 「国家権力は、いったい何を取り締まったのか?②」4月15日発売
お求めは全国の書店、Amazonで!https://t.co/usm0NsBlSa— 『情況』編集委員会@情況出版 (@jokyo_from1968) April 10, 2020
連載第二回となる今回は、皇族について言及したために不敬罪で起訴された男性と、戦前の皇族事情について紹介している。また、『情況』2020年春号は白井聡責任編集号と題し、鳩山由紀夫や山本太郎を始めとする対談記事が組まれており、大きな注目を集めている。今号より漫画家・山本夜羽音による新連載「マルクスガール・オルタネイティヴ」が開始となるなど、他にも面白い記事が満載である。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って確認したい。
『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。変革のための総合誌『情況』2020年春号は、4月15日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。
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