第29回文学フリマ東京が11月24日に東京流通センター 第一展示場で開催される。

2002年に大塚英志氏の呼びかけにより始まった文学フリマも、年を追うごとに規模や開催地が拡大し続け、発展を遂げつつある。我らが破滅派も2007年より文学フリマに参加し、常連といえるまでの存在感を放って多くの人々に破滅的世界を見せつけてきた。既に東京における参加ブース数も1000ブース以上を数える様になり、文フリから様々な新しい催しや交流が広がっている。

今回、破滅派は順調に登録を終え、キ-14に配置された。今回の「紙の破滅派」のテーマは「オリンピック新競技」である。開催が近付いているにもかかわらず様々な懸案が解決されていない、まさに世界規模の破滅的エンタメと化した感のある東京オリンピックだが、破滅派同人はこれをどう紙面上で調理するのだろうか?各同人にとってオリンピックはどう映っているのか?また、破滅派グッズの頒布や、同人によるノベルゲームなどの発売も行われる予定である。是非とも期待して待たれたい。破滅派はキ-14で皆様をお待ちしている。

また、今回、文学ジャムセッションイベントである「NovelJam(HON.jp)」が文フリ東京に初参加となった。ブースはタ-5・6である。破滅派からは、運営トップの波野發作は別格として、著者として髙井ホアン(Juan.B)が参加している。詳細はまだ不明だが、NovelJam参加各チームのPOD本が販売されるほか、グッズも販売されるという。ブースの運営はNovelJam当局ではなく一般参加者有志が行っており、様々な方策が取られると思われる。参加者と直接交流するチャンスでもあるので、是非こちらも訪れてみたい。

今回の文フリも成功することを祈りつつ、11月24日を待ちたい。第29回文学フリマ東京は、11月24日に東京流通センター・第一展示場で開催。下記サイトなども参照のこと。