10年ぶりの改訂が話題となっている岩波書店『広辞苑』が、東京の3331 Arts Chiyodaで著名人を招いた講義形式の記念イベントをおこなうことがわかった。イベント名は『広辞苑大学』で、『広辞苑』第七版の発売日である2018年1月12日から14日までの3日間連続開催となる。
今回招聘された講師陣は、いずれも言葉をあつかうプロフェッショナルばかりだ。ただし一口に「言葉をあつかう」といっても、そのジャンルやアプローチは多岐に渡る。三浦しをんのような小説家もいれば谷川俊太郎のような詩人もいるし、ラッパーのZeebraや書道家の武田双雲、放送作家の高須光聖などもラインナップされている。十人十色の切り口で言葉を操る達人たちが揃い踏みしているので、言葉のもつ新たな魅力に気づくことができるのではないだろうか。
公式サイトでは、すでに時間割も発表されている。筆者が個人的に気になっている講義を各日1つずつ選ぶと、12日はサンキュータツオによるセミナー「辞書を比べよう。」、13日は笠原将弘のセミナー「ことばで美味しさは変わる」、14日は松尾貴史らによる「たほいや」といったところだろうか。
なお受講料はいずれも無料で事前応募による抽選となるが、『広辞苑』第七版の予約が必須となっている。応募期間は12月15日までなので、まずは公式サイトで時間割をチェックしてみよう。
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