小説ハッカソンイベント「NovelJam 2025」の開催が、7月1日、発表された。
NPO法人「HON.jp」が主催する「NovelJam」は、作家・編集・デザイナーのチームがお題に沿って短期間で小説の出版を目指し、その出来を競いあう、いわば小説版ハッカソンイベントである。文芸界においても、開催のたびにその存在感と注目の度合いが強まっている。また、過去に破滅派からも多くの同人が出場しており、当破滅派にとってもお馴染みと言えるイベントとなっている。
NovelJamはこれまで、コロナ禍の中でのオンライン開催などさまざまな形態を経つつ、公式に6回開催されてきた。昨年の「NovelJam 2024」は三年ぶりの開催となり、その際は「新たなNovelJamへとつなぐバトンとして」の側面も強調された。そして今年、「NovelJam 2025」が開催されることが発表された。
今回は、東京・札幌・沖縄において「3拠点同時開催」されることが明らかとなっている。「NovelJam 2025」の開催期間は10月11日から13日までの3日間。募集人数は全体で「著者16名、編集者8名、デザイナー8名」、参加費用は著者が税込16500円でそれ以外は無料。他にも様々な条件や調整中の部分があるので公式サイトで確認したい。
札幌が会場に加わるなど大きな変化の中にあるNovelJamだが、当日初めて出会うメンバーたちとの関係の中で貴重な経験を積みあえる機会なのは間違いない。筆者も、2019年に参加し、執筆者・編集・デザイナー共に作品を作り上げる素晴らしい機会を体験した。腕に覚えのある方は是非参加してみてはいかがだろうか。
「NovelJam 2025」の詳細は下記リンクも参照のこと。
コメント Facebookコメントが利用できます