国立国会図書館関西館では、第33回関西館資料展示として「果しなき想像の果に-SFの想像力が創造した未来」が2月20日から3月18日まで開催される。

この展示では、想像の世界を描く様々なSF小説と現実の科学技術に関する資料を対比させながら、宇宙技術やインターネットといった革新的な技術、また万博や「けいはんな学研都市」のような社会実験となったプロジェクトなど、幅広いテーマの資料が展示される。展示は7つのコーナーに分かれ、マルコ・ポーロの東方見聞録やスウィフトのガリヴァー旅行記などから始まり、宇宙開発やサイバーパンク、ユビキタス社会に至るまでの様々なSF資料をたどり、現代社会が抱える課題の解決のヒントを探っていく。

また、会期中の2月22日には、作家の円城塔による講演会「人新世で残らないもの」も開催される(募集締切済)。

資料展示「果しなき想像の果に-SFの想像力が創造した未来」は国立国会図書館関西館で2月20日から3月18日まで開催される。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。