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araiの投稿一覧

全62作(1/4ページ)
  1. MEMBRANE「”境界溶解”―― 変容の螺旋」として12片

    #散文詩#自由詩
    • arai
    • 3ヶ月前 新着
    • 9,987文字
    • 読了20分

    膜の裏側で揺れる光と影を編む。雨粒が溶け、蛹が息を潜め、繭がそっと裂ける。11の膜は、わたしと世界の間を漂い、意味を逃がす。触れれば崩れ、掴めば消えるその何かは、ただそこに在る

  2. かそうすいみゃくは(ひ)しょうどをあげる

    #散文詩#自由詩
    • arai
    • 4ヶ月前
    • 4,125文字
    • 読了8分

    呼吸する異物のよう水底で腐りながら焼け残る羽音が所在を拒む掌の境界は漂う像に熱を蝕み感覚だけが歪む言葉に崩れた光を

  3. 糸粛

    #自由詩
    • arai
    • 4ヶ月前 新着
    • 1,134文字
    • 読了2分

    ――雨に濡れながら泥で遊ぶあの子のように 語と感覚の間を、音と温度で満たす「糸粛」は、触れられなかった声たちを、確かにわたしたちの内側に残していく。季節も祈りも祝祭も、呑み込まれることなく、ふた…

  4. 漏斗

    #散文詩#自由詩
    • arai
    • 5ヶ月前 新着
    • 1,805文字
    • 読了4分
    • 1件の評価

    ぬめりと、翳りと、盲信と。ふたつの心臓が床下で鳴り、触れられなかった願いだけが浮いた。誰かの眼球をくべた焚火だ。いまも、どこかで、嗄れながら光っている。

  5. yojin

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 7ヶ月前 新着
    • 1,214文字
    • 読了2分
    • 1件の評価

    わたしよりわたしを知っていたそれ

  6. #散文詩#純文学#自由詩
    • arai
    • 7ヶ月前 新着
    • 2,788文字
    • 読了6分
    • 1件の評価

    夢と現実の狭間にいるとき、沈黙がいちばんよく喋ることがありますよね

  7. モガナ。 

    #散文詩#純文学#自由詩
    • arai
    • 7ヶ月前 新着
    • 5,215文字
    • 読了10分
    • 1件の評価

    命など祈りとか一端の履歴を、なんの脈絡もなく畳んではしまう

  8. ネグリジェの客は三日目だった

    #散文詩#自由詩
    • arai
    • 11ヶ月前 新着
    • 1,351文字
    • 読了3分
    • 1件の評価

    ひろがりのぼりながらふれていた

  9. 復路光路。渇いた群衆

    #散文詩#自由詩
    • arai
    • 11ヶ月前 新着
    • 4,004文字
    • 読了8分

    〈流星/結晶〉と〝砕いて光る〟残された白紙の頁に位置づける〝うみのはなし〟

  10. マリンブルーのまもなく

    #散文詩#自由詩
    • arai
    • 12ヶ月前
    • 2,436文字
    • 読了5分

    呑み込めないよまわりを哥い上げる(声なき声で)

  11. コバルトのヒツジの瞳

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 1年前 新着
    • 1,690文字
    • 読了3分
    • 1件の評価

    見上げると私たちはただ、まるで生き物のように動いているひかりで

  12. 糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前 新着
    • 1,486文字
    • 読了3分
    • 1件の評価

    むず痒い絶頂を繰り返す真っ青な道徳に脅えているひかりそのものであれ

  13. 星廻り沈没船

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前 新着
    • 1,048文字
    • 読了2分
    • 1件の評価

    ほらテクスチャの剥がれた外観からはみ出す。これら頑なな痕跡が

  14. わたしと泉

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前 新着
    • 1,352文字
    • 読了3分

    優雅な黒蝶の一種なのです。と、いつからかわからないけれどもね

  15. やまふところ

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前
    • 939文字
    • 読了2分

    人間的自由と、帳消し、持ち時間は/死に向かって歩き続ける。――今夜は素泊まりだ

  16. いざよい露香

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前 新着
    • 1,538文字
    • 読了3分

    目につくように。カメラを持って、ぐるりと思考ばかりを徘徊させた、ところで

  17. #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前 新着
    • 950文字
    • 読了2分

    後ろを振り返ることもなくあるき続けるしかないのだとまた悟った

  18. たそがれのもり

    #純文学#自由詩
    • arai
    • 2年前 新着
    • 1,479文字
    • 読了3分

    酩酊の彼は誰時のやまやまを績む 草原と駈る紅蓮群青へ

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