araiの投稿一覧 55件

  1. ネグリジェの客は三日目だった

    • arai
    • 21日前
    • 1,351文字

    ひろがりのぼりながらふれていた

  2. 復路光路。渇いた群衆

    • arai
    • 27日前
    • 4,004文字

    〈流星/結晶〉と〝砕いて光る〟残された白紙の頁に位置づける〝うみのはなし〟

  3. マリンブルーのまもなく

    • arai
    • 1ヶ月前
    • 2,436文字

    呑み込めないよまわりを哥い上げる(声なき声で)

  4. コバルトのヒツジの瞳

    • arai
    • 3ヶ月前
    • 1,690文字

    見上げると私たちはただ、まるで生き物のように動いているひかりで

  5. 糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する

    • arai
    • 8ヶ月前
    • 1,486文字

    むず痒い絶頂を繰り返す真っ青な道徳に脅えているひかりそのものであれ

  6. 星廻り沈没船

    • arai
    • 9ヶ月前
    • 1,048文字

    ほらテクスチャの剥がれた外観からはみ出す。これら頑なな痕跡が

  7. わたしと泉

    • arai
    • 9ヶ月前
    • 1,352文字

    優雅な黒蝶の一種なのです。と、いつからかわからないけれどもね

  8. やまふところ

    • arai
    • 9ヶ月前
    • 939文字

    人間的自由と、帳消し、持ち時間は/死に向かって歩き続ける。――今夜は素泊まりだ

  9. いざよい露香

    • arai
    • 10ヶ月前
    • 1,538文字

    目につくように。カメラを持って、ぐるりと思考ばかりを徘徊させた、ところで

    • arai
    • 10ヶ月前
    • 950文字

    後ろを振り返ることもなくあるき続けるしかないのだとまた悟った

  10. たそがれのもり

    • arai
    • 10ヶ月前
    • 1,479文字

    酩酊の彼は誰時のやまやまを績む 草原と駈る紅蓮群青へ

    • arai
    • 11ヶ月前
    • 1,165文字

    ぐんじょうのひかり

  11. Oracle 

    • arai
    • 11ヶ月前
    • 2,631文字

    みだり眩しいから目頭が熱くなる

  12. たとえ曇天星邱。

    • arai
    • 12ヶ月前
    • 1,689文字

    「メルヘンは貧相だから直ぐしぼんでしまうんだねえ」

  13. わたしはなぜか泣きそうになりながら誰かを探している

    • arai
    • 1年前
    • 756文字

    透る上澄みはしぶく毬のような、消えない多色、記憶の一粒一粒

  14. 空に解くシアン

    • arai
    • 1年前
    • 1,460文字

    定かでなく、最中でもない

  15. やさしくないからゆるしてあげる

    • arai
    • 1年前
    • 825文字

    いたずらするらくがきだ

  16. あわくせつらく

    • arai
    • 1年前
    • 917文字

    そして、まほうならば、宵に満ち足りる