書肆侃侃房より文学ムック『ことばと』が創刊されることが分かった。
文学ムックという体裁の『ことばと』vol.1であるが、編集長の佐々木敦によればその誌名には様々な意味があるという。第一に「言葉と」という意味、第二に「言葉とXXX」、第三に「言鳩=ことばの鳩」等々、人々と言葉を繋げる様々な意味が込められている。また、文学だけでなく様々な文化との共振や融合も探られているという。『ことばと』は年二回刊行される予定である。
初回の執筆陣も大変豪華であり、座談会を柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦で行うなど様々な注目要素もある。その執筆陣には破滅派同人の佐川恭一の小説「舞踏会」も含まれている。佐川恭一が『ことばと』誌上でどの様な活躍を行うのか、そしてそれが人々の言葉とどう繋がっていくのか楽しみである。四月中旬の創刊を楽しみに待ちたい。
書肆侃侃房さんの新文芸誌『ことばと』に、なんと私の小説『舞踏会』が掲載されることになりました‼️ヤバすぎですね‼️‼️連絡をいただいた時は嬉しさと恐怖で血の気が引きましたが、もうぜひ読んでもらえたらと、私はそういう気持ちであると、自分に毎晩言い聞かせております。よろしくお願い致します✨ https://t.co/yApdME7Qf6
— 佐川恭一 (@kyoichi_sagawa) March 6, 2020
『ことばと』vol.1
【巻頭表現】福田尚代
【座談会】柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦
【創作】阿部和重、小笠原鳥類、片島麦子、小林エリカ、佐川恭一、千葉雅也、保坂和志、マーサ・ナカムラ、山本浩貴(いぬのせなか座)
【翻訳】ウティット・へーマムーン(福冨渉訳)
【本がなければ生きていけない】伊藤亜紗、堤雄一(古書 防破堤)
文学ムック『ことばと』は、書肆侃侃房より4月中旬に全国有名書店で発売予定。詳細は下記リンクを参照のこと。
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