東京都小石川に所在する印刷博物館では、企画展「天文学と印刷 新たな世界像を求めて」を10月20日から開催する。
ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラーと言った、様々な謎を解き明かした天文学者たちの活躍の裏には、15世紀からのヨーロッパにおける活版印刷技術の存在があった。「天球の回転について」の著者コペルニクスを知る者は多くとも、印刷者の名前を知る者は多くはないが、天文学と印刷技術の関係はとても深い物があった。企画展「天文学と印刷 新たな世界像を求めて」では、そのような学問の発展に果たしながらもあまり表舞台に出てくることが無かった印刷者の活躍を、天文学分野を中心に紹介していく。
開催期間中には、天体観望会や天文学に関する講演会なども行われる。天文ファンにとっても印刷に興味を持つ者にとっても楽しめる企画展となりそうだ。
企画展「天文学と印刷 新たな世界像を求めて」は10月20日から2019年1月20日まで印刷博物館で開催される。詳しくは下記サイトを参照のこと。
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