アメリカのポップカルチャーサイトFlavorwireで、「世界のまともじゃない図書館10選(10 Unusual Libraries Around the World)」が紹介されている。日本人が考える一般的な「図書館」の概念を覆すようなユニークなものばかりがピックアップされているので、図書館好きは必見だ。
10選のリストは以下のとおり。
- Mongolian Children’s Mobile Library
ラクダで子供たちに本を届ける移動図書館(モンゴル) - Amsterdam Schiphol Airport Library
アムステルダム・スキポール空港に設置された世界初の空港図書館(オランダ) - A47 Mobile Library
有名建築事務所により設計されたガラス張りの移動図書館(メキシコ) - The Library at Soneva Kiri Resort
ソネバギリ・リゾートに位置する郷土資料の豊富な図書館(タイ) - “Megalibrary” The Vasconselos Library
広大かつ建築的にも美しい「メガライブラリー」ことバスコンセロス図書館(メキシコ) - The Saint Catherine’s Monastery Library House
世界有数のキリスト教文書を所蔵する聖カタリナ修道院の図書館(エジプト) - 絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」
安藤忠雄が設計した幼稚園児向けの絵本美術館(日本) - Black Sea Beach Library
黒海沿岸の浜辺にある屋外図書館(ブルガリア) - The Levinski Garden Library
バス停に設置された季節労働者向けの図書館(イスラエル) - Raul Lemesoff’s Weapon of Mass Instruction Library
戦車の移動図書館(アルゼンチン)
一口にユニークと言っても、コンセプトが斬新なものから建築的に変わっているだけのものまで、さまざまな図書館が集められている。最後の戦車の図書館にいたっては芸術家によるアート・パフォーマンスとしての側面が強いものではあるが、図書館という人類の叡智が集積された機関との組み合わせは、決して図書館本来の役割から逸脱するものではない。
Flavorwireの当該ページは、それぞれの図書館の特徴を簡潔に説明しているだけのシンプルなものだが、インパクトのある写真と関連サイトへのリンクがしっかりと貼られているので、興味を持った人はぜひ原文もチェックしてみよう。
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