大木芙沙子の小説「竜子団地B棟202号室」が、8月25日発売の早川書房『SFマガジン』2025年10月号に掲載されたことがわかった。

昨年10月にKaguya Booksのアンソロジー『トウキョウ下町SFアンソロジー この中に僕たちは生きている』に作品が掲載され、今年も『文學界』など多くの媒体に作品が掲載されるなど、さらに活躍の幅を広げている破滅派同人作家の大木芙沙子(またの名をエレガントザリガニ)だが、SF文学誌『SFマガジン』でも作品が掲載されることとなった。

【快挙!】『文學界』2025年8月号に大木芙沙子の小説「篝火」が掲載

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『文學界』2025年8月号に大木芙沙子の小説「篝火」が掲載される。

今回、SFマガジンの特集は「ホラーSF」となっている。それに合わせて、掲載される大木芙沙子の小説は「竜子団地B棟202号室」。おばけ団地と呼ばれる「B棟」の怪に迫る内容となっている。他にも10月号では多くのSF作家の作品が並ぶ。SFとホラーという近接ジャンルの繋がりを改めて見直す意味でも、是非この機会に読んでおきたい。