レオパレスキャッスル小田原抹香町 眞山大知(著)

東北の片田舎から逃げて上京するもすぐ社会の底辺に落ちぶれた、二十八歳、無職の女装男子。理解のある彼くんのレオパレスに居候し、整形費用とソシャゲに課金する金を稼ぐため今夜も客たちのもとへ通う――。これが令和の地方住み女装男子の、人生。

  1. 連載中 (最終更新: 2025 年 5 月 6 日 )
  2. 4 作品収録
  3. 33,339文字(400字詰原稿用紙84枚)

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眞山大知

眞山大知 著者

1992年、宮城県仙台市生まれ。就職後、六畳一間風呂トイレ別・家賃6000円の独身寮にこもり書いた『田舎者(ばかもの)』の出版を某社からもちかけられるがいろいろあり、2021年、自費出版で『田舎者』(文芸社)を上梓。
神奈川県小田原市に引っ越した際、移り住んだアパートが偶然にも川崎長太郎『抹香町』で描かれた赤線の跡にあり、縁を感じて地域密着型の作家を目指す。最近は小田原駅前のシーシャ屋に入り浸り、作品を布教している。

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