東北の片田舎から逃げて上京するもすぐ社会の底辺に落ちぶれた、二十八歳、無職の女装男子。理解のある彼くんのレオパレスに居候し、整形費用とソシャゲに課金する金を稼ぐため今夜も客たちのもとへ通う――。これが令和の地方住み女装男子の、人生。
1992年、宮城県仙台市生まれ。東京農工大学を卒業後、某メーカーに入社。六畳一間風呂トイレ別・家賃6000円の独身寮にこもり人生で初めて書いた小説『田舎者(ばかもの)』の出版を幻冬舎から持ちかけられるが交渉が決裂、資本主義の非情さに震える。2021年、自費出版で『田舎者』(文芸社)を上梓。 神奈川県小田原市に引っ越した際、移り住んだアパートが偶然にも川崎長太郎『抹香町』で描かれた赤線跡にあり、小田原に縁を感じて地域密着型の作家を目指す。最近はよく小田原駅前のシーシャ屋に入り浸り、作品を布教している。
地方住み女装男子の生き様を描きました。なお、小田原市の生んだ私小説家・川崎長太郎氏に挑んでみました。
小田原の生んだ私小説家・川崎長太郎に挑んでみたシリーズその2。地方住み女装男子の生き様を描いています。 人によっては不快感を覚える内容なので何でも許せる方向けです。地雷の多い方にはお勧めしません。 同じ世界観の『レオパレスキャッスル小田原抹香町』(https://hametuha.com/novel/92843/)もぜひ読んでください。
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