牧野楠葉の初の長編小説となる『子供の情景』が、日本橋出版より2025年初頭までに発売されることがわかった。
本人がXで伝えた。
私の初の長編小説『子供の情景』が、年末か遅くとも来年頭に出版されることが決定致しました。 帯文・解説には敬愛する芥川賞作家、吉村萬壱氏(@yoshimuramanman)に頂きました。また、装画・デザインはたなか氏(@azplanetaz)にお願致しました。
牧野楠葉@『ローレン 意味のない記号の詩』(@linguametallic)さん / X
2021年に幻冬舎より小説『フェイク広告の巨匠』、その後も詩集『アンドレ・バザンの明るい窓』『ローレン 意味のない記号の詩』を出版し、ますます活躍の場を広げている小説家・牧野楠葉が、初の長編小説となる『子供の情景』を日本橋出版より出版する。現在も編集作業は続いているが、公開されている帯画像によれば芥川賞作家、吉村萬壱が推薦している。
『子供の情景』のあらすじは、本人のXによれば以下の通りである。
「精神障がい者のグループホームでねずみ(本作主人公)が、統合失調症で車椅子のありすと外の世界で共に生きるためにA型作業所で働き始める。だが、過去の傷と狂気が二人を追い詰め、歪んだ愛と死が交錯する日々が始まる。」
牧野楠葉@『ローレン 意味のない記号の詩』(@linguametallic)さん / X
ねずみとありすの行く末はどのようなものになるのか? 映像表現にも造詣が深い牧野楠葉の、新たな一面を読める小説となりそうだ。
『子供の情景』は、牧野のXによれば「年末か遅くとも来年頭に出版される」とのことである。当はめにゅーでは今後も続報をお伝えしたい。牧野を始め今後の破滅派同人の更なる活躍に期待したい。
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