内藤智裕『メロデスガイドブック 北欧編』が、パブリブより9月にに発売されることがわかった。

2019年5月に髙井ホアン著『戦前反戦発言大全』『戦前不敬発言大全』を刊行するなどしている有名出版社パブリブだが、『デスメタルアフリカ』に始まる「世界過激音楽」シリーズも様々な音楽ファン達から好評を受けている。今回、世界過激音楽Vol.19として、『メロデスガイドブック 北欧編』が出版される。著者は内藤智裕である。

パブリブでは、これまでも『デスメタルアフリカ』『デスメタルチャイナ』など、ジャンルが多彩化し続けるデスメタルやブラックメタルについて、地域や背景といった様々な観点から紹介する書籍を出版してきた。今回紹介される「メロディック・デスメタル」、通称メロデスは、デスメタルから残虐性を薄めメロディやハーモニー、抒情性を強めたメタルのジャンルである。様々なメタルのジャンルと競いながら発展を続け、近年は日本でも人気が高まっているジャンルとなっている。『メロデスガイドブック』はそのジャンルの幅広さから、『北欧編』と『世界編』の二冊に分れて発売されることとなった。今回発売される『北欧編』では、発祥の地であるスウェーデンやフィンランドなどのメロデスシーンとバンドを深く紹介する。

また、「メロデスとメロブラの違い」「北欧メタルスポット案内」などメタルにより詳しくなれるコラムも多く収録している。濃厚なメロデスの世界を、より深く知ることができる一冊となるだろう。他にも、パブリブからはメタルに関する書籍が数多く出版されているので、こちらもチェックしたい。

水科哲哉『デスメタルインディア』がパブリブより2023年4月に発売 インドのデスメタルを網羅する一冊

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水科哲哉『デスメタルインディア』が、パブリブより4月に発売される。

内藤智裕『メロデスガイドブック 北欧編』は、2023年9月より全国書店、Amazon、CD・レコードショップなどで発売されるとみられる。208ページで、価格は定価2400円。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。