第10回朝日時代小説大賞の選考結果が9月4日に発表され、森山光太郎の「火神子(ひみこ)―天孫に抗いし者―」が大賞となる事が分かった。
朝日時代小説大賞は朝日新聞出版の設立を記念し2009年に創設され、時代小説を対象に年一回開催されてきた文学賞である。選考委員は縄田一男と松井今朝子の二名であり、大賞受賞者には二百万円が贈呈される。受賞作については朝日新聞出版社から出版される。今回の選評については、9月18日に発売される週刊朝日別冊・小説トリッパー18年秋季号に掲載されるという。
なお、朝日時代小説大賞は今回を以て休止される。後続の文学賞や作品の扱いについての詳細は現時点では不明だが、無事の再開か新設を期待したい。
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— 小説トリッパー (@tripper_asahi) September 5, 2018
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