ノーベル賞に関し、10月13日に自身の受賞が発表されて以来沈黙を続けていたボブ・ディランが、28日、英紙デイリー・テレグラフのインタビューに答え、受賞の意向を示した。

スウェーデン・アカデミーにより、2016年ノーベル文学賞受賞者に、ミュージシャンとして始めてボブ・ディランが選ばれたのは10月13日のことであった。しかしそれ以来、ボブ・ディランは二週間近くに渡りノーベル文学賞に関し沈黙を続け、スウェーデン・アカデミーとの連絡も行わなかった。この沈黙に関し、スウェーデン・アカデミーの委員の一人であるスウェーデン人作家ペル・ワストベルイ氏が「無礼で傲慢だ、でもそれが彼ってものだ」と言うコメントを出し反響を呼ぶこともあった。

だが28日にボブ・ディランの沈黙は破られた。英紙デイリー・テレグラフのインタビューに答えたボブ・ディランは、ノーベル文学賞受賞に関し「素晴らしいことだ」と答え、喜びをあらわにした。また、12月10日にストックホルムで行われる授賞式にも可能な限り参加するという意向を示した。ノーベル賞に関し沈黙し続けていた理由については「ここにいるだろう」とコメントしている。

これまでも、ミュージシャンとして様々な栄誉を受けてきたボブ・ディランではあるが、今回のノーベル賞に対する行動は世界中で話題と議論の対象になっていた。筆者の憶測と期待ではあるが、ディランはまた一展開起こしてくれるかも知れない。