日本SF作家クラブは2013年の設立50年を記念し、同年の日本SF大賞からエントリー作品の公募を行っている。現時点でエントリーされているのは次の作品。
- 映画『君の名は。』
- 映画『シン・ゴジラ』
- 神永長平『絞首台の黙示録』
- 宮内悠介『彼女がエスパーだったころ』
- ゲーム『メタルギアソリッド』シリーズ
このように、小説以外からも広く募っているのが特徴だ。最終的に日本SF作家クラブの会員投票によって5作品ほどの最終候補作品に絞り込まれる。エントリー対象となるのは2015年9月1日から2016年8月31日までに発表された作品なので、たとえばあなたが書いた作品を自薦することも可能だ。
応募〆切は2016年10月31日まで。応募方法は公式ページを参照していただきたいが、twitterでのリプライもしくはメールで受け付けている。
SFでは「SFファンダム」あるいは単に「ファンダム」と呼ばれる独特の世界があり、SF愛好家による自発的な運動が多く見られる。この日本SF大賞の公募もそうした運動の一環と言えるだろう。ちなみに、筆者の予想では、アニメ『君の名は。』が大賞になるのでは、と思うのだが、みなさんはいかがだろうか。
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