株式会社ポプラ社と日本郵便株式会社は、書店減少地域の郵便局窓口にて、書籍の試行販売を行うことを明らかにした。

ポプラ社が公式サイトで取り組みについて表明した。

全国で書店の減少が進み、地域に書店が一軒も存在しない「書店ゼロ地域」も増えつつある(ポプラ社の掲示した資料によれば全国510の市町村に書店が存在しない)。それは同時に、子どもたちが本に触れる機会自体が減っているということでもある。その様な最中で、児童書を中心に出版事業を行っているポプラ社と、全国に幅広い郵便ネットワークを持つ日本郵便が協力し、書店が減少している地域の郵便局窓口において書籍を試行販売する取り組みを始めることとなった。

この取り組みの試行期間は2026年7月22日から2027年3月31日まで。ちょうど子どもたちが夏休みに入る頃から行われることとなる。試行販売を行う郵便局は以下の通り。

・新地郵便局
 〒979-2799 福島県相馬郡新地町谷地小屋新地117-1
 https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300182065000/

・鹿島郵便局
 〒979-2399 福島県南相馬市鹿島区西町1-30 
 https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300182063000/

・小高郵便局
 〒979-2199 福島県南相馬市小高区上町1-38 
 https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300182027000/

・浪江郵便局
 〒979-1599 福島県双葉郡浪江町権現堂南深町41-1 
 https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300182079000/

これらの郵便局に、実際の書店の様に専用什器が置かれて書籍販売が行われる。試し読みも出来るという。

近年、出版業界も郵政事業もそれぞれ苦境が伝えられる中ではあるが、そうした中で新たな取り組みがまた生まれている。書店と郵便局のそれぞれの力がどの様に活かされるのか、この試行で様々なことが明らかになると思われる。近隣の方は是非、書店と郵便局が一つとなる新しい取り組みに触れてみてはいかがだろうか。