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阿蘇武能の投稿一覧

全18作(1/1ページ)
  1. あくび 小説

    #散文
    • 阿蘇武能
    • 2ヶ月前 新着
    • 189文字
    • 読了0分
    • 1件の評価

    あくびを噛みしめながら、私は歩いていた。 空は晴れている。気温は心地良い。散歩をするにはうってつけの日だった。 そんな陽気にいくぶんの眠気を感じながらも、私は歩みを進めていた。 すれ違う人達も、…

  2. プール 小説

    #散文
    • 阿蘇武能
    • 5ヶ月前
    • 87文字
    • 読了0分

    プールの話

  3. 荒野 小説

    • 阿蘇武能
    • 1年前
    • 141文字
    • 読了0分

    草が転がってゆく。 あたりは茫漠とした荒野で、通りかかる人影もない。 風が寂しく通り抜け、あたりの砂ぼこりを巻き上げていく。 ふと、地平線の向こうから小さなゴマ粒ほどの大きさの影がやってきた。 …

  4. 白路

    #純文学#自由詩
    • 阿蘇武能
    • 1年前 新着
    • 349文字
    • 読了1分

    私を進ませてください。 身勝手な願いです。 よくよく分かっているのです。 しかし、願わずにはいられません。 祈らずにはいられません。 私はこの先、どうなることでしょう。 何が待ち受けることでしょ…

  5. 山のあなた

    #自由詩
    • 阿蘇武能
    • 1年前
    • 75文字
    • 読了0分

    山のあなたの空遠く

  6. 小説

    #純文学
    • 阿蘇武能
    • 1年前 新着
    • 412文字
    • 読了1分

    敬具   小生至って健康に候。如何程の心配も之無く、全くの問題も眼前にあらず、常に道は開け、天は我が背後で応援を送れりと心得候。 件の内容、仔細に検分せしが、これ又問題は見付からず、そ…

  7. 手紙 小説

    #純文学
    • 阿蘇武能
    • 1年前 新着
    • 204文字
    • 読了0分

    「あなたがいたから」    不意に言葉がつまる。   「私はここまでやってこれたのだ」    そう言い終わるか終わらないかのうちに、亮一の眼からははらはらと涙がこぼ…

  8. グレゴールへの手紙 小説

    #純文学
    • 阿蘇武能
    • 2年前
    • 1,298文字
    • 読了3分

    「私」が見つけた手紙と、それにまつわる思い出

  9. #自由詩
    • 阿蘇武能
    • 2年前 新着
    • 169文字
    • 読了0分

    「おうい、おれも一緒に乗せていってくれえ」 男は片手をあげながら その船へ呼びかける しかし船はどんどん遠くなり、 ついには海の彼方へ見えなくなった。 男はなおも船を呼び続けた。 「おうい、おう…

  10. 煙草の灰 小説

    • 阿蘇武能
    • 2年前
    • 407文字
    • 読了1分

    「よいしょっと」 私は腰を下ろした。 「ああ、くたびれた」 ポケットをさぐり、煙草とライターが入っていないかを探してみる。果たしてそれはズボンの後ろポケットに入っていた。 箱はくしゃくしゃになり…

  11. とどめ 小説

    • 阿蘇武能
    • 2年前 新着
    • 464文字
    • 読了1分

    目の前の敵は虫の息だ。あと一回、どこかに弾丸が入れば、確実に息の根は止まるだろう。そう判断した私は、銃を腰に装着しなおした。敵は苦しそうにこちらを見ている。 ――なぜとどめを刺さない―― 焦点の…

  12. 樽回し 小説

    • 阿蘇武能
    • 4年前 新着
    • 1,238文字
    • 読了2分

    ディオゲネスはいつものように樽の中で眠りこけていた。日はすでに高くのぼり、あたりは活気に満ちている。考えているとき、眠るとき、この二つの時間のほかこの浮浪の哲人がどう生活しているかは誰も知らなか…

  13. 虎狩 小説

    #純文学
    • 阿蘇武能
    • 4年前
    • 3,516文字
    • 読了7分

    虎は死して皮を留む

  14. 室中 小説

    #哲学#純文学
    • 阿蘇武能
    • 4年前
    • 766文字
    • 読了2分

    ダーヤヅワム、相憐め。僕はかつて一度 室に鍵がかけられるのをきいたことがあった。 ただ一度だけ 我々は皆自分の牢獄で鍵のことを考える ——T.S.エリオット――

  15. ネズミ算 小説

    • 阿蘇武能
    • 4年前 新着
    • 958文字
    • 読了2分

    ふとしたときに姿を現し、増え、やがて去るネズミ

  16. 次郎と源三 小説

    #童話#純文学
    • 阿蘇武能
    • 4年前
    • 773文字
    • 読了2分

    太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。 ——三好達治——

  17. ウサギ鍋 小説

    #純文学
    • 阿蘇武能
    • 4年前
    • 883文字
    • 読了2分
    • 1件の評価

    やれやれ、また今日もウサギ鍋か。   男は罠を設置したところをいつものように巡回してそう呟いた。広い山の中を歩き回るのには慣れているとはいえ、猟銃を背負っている男にとって山歩きはそれな…

  18. 蝸牛 小説

    #ファンタジー#童話#純文学
    • 阿蘇武能
    • 4年前 新着
    • 1,594文字
    • 読了3分
    • 1件
    • 1件の評価

    初投稿です。どうぞお手柔らかにお願いします。

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