『情況』2023年秋号が11月21日に発売される。髙井ホアン(Juan.B)の連載も掲載される。

五十年以上の歴史を誇り刊行されてきた『情況』も、今年より六期目となった。今回の情況では「メンタルヘルス」に関する特集が組まれ、様々な有識者により、精神と心理にまつわる激論が交わされる。髙井ホアンも連載記事「国家権力は、いったい何を取り締まったのか?」14回目を寄稿しており、今回は病院から脱走した傷痍軍人の悲しい物語を紹介している。

肉体廃止系Vtuberの蘭茶みすみによる寄稿では、VRとメンタルヘルスを巡る話題について紹介しているほか、多くの寄稿陣が病める日本への提言を行っている。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って応援したい。また、情況の若手によるYoutubeチャンネル「情況放送」も展開中である。

『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。

変革のための総合誌『情況』2023年秋号は、11月21日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。実店舗では東京・新宿の「模索舎」、名古屋・栄の特殊書店BiblioManiaなどで取り扱われている。