牧野楠葉と中原昌也による「映画対談本」企画が始動したことがわかった。
昨年、幻冬舎より小説『フェイク広告の巨匠』を出版し、今年も映画『宇宙人の画家』のパンフレットに作品評を寄稿するなど、ますます活躍の場を広げている小説家・牧野楠葉だが、立命館大学映像学部卒という経歴も示す通り、映像表現についても造詣が深い。7月11日には、映画製作や配給を行うほか、溝口健二著作集や映画雑誌『フィルムメーカーズ』も編集する有限会社オムロの東京支社を引き受けている。
【お知らせ】この度、オムロの新しい東京支社を引き受けることになりました。オムロは配給、制作、出版、プロデュースと盛り沢山な映画会社です。かねてより映画業界で仕事したいと思っておりましたのでこのご縁に感謝致します。いい映画を作りますので、応援よろしくです。https://t.co/AIzGielXgD
— 牧野楠葉 @新刊(映画対談本)出ます (@linguametallic) July 11, 2022
そして早速、26日、牧野楠葉はTwitterで新企画について伝えた。
【※ついに正式情報解禁※】
オムロ30周年記念!今度は小説ではありません!なんとなんと!中原昌也(@masayanakahara )さんとの映画対談本(共著)が出ます!青山真治さんにも読んで欲しかった!今絶賛準備中!!続報を待たれよ!! pic.twitter.com/S3VvVLFMOC
— 牧野楠葉 @新刊(映画対談本)出ます (@linguametallic) July 25, 2022
オムロの三十周年企画として、牧野楠葉と「最後の無頼派作家/ミュージシャン」中原昌也による映画対談本の企画が始動した。牧野楠葉の小説『フェイク広告の巨匠』に中原昌也が推薦文を寄せるなど、親しく交流のあった二人が、映画を軸に語り合う。
この対談本では、世界の映画界に多大な影響を与えた溝口健二、日活ロマンポルノで活躍した神代辰巳、ハーシェル・ゴードン・ルイス監督のスプラッタ映画『2000人の狂人』、韓国のキム・ギヨン監督、カール・ドライヤーなどなど、世界各国多種多様なジャンルの幅広い映画とその文化について縦横無尽に語られる予定である。
小説のみならず映画評論においても活躍の場を広げ続ける牧野楠葉と、生ける伝説中原昌也が映画について思いのたけをどのようにぶつけ合うのか?二人の映画論から目が離せない。はめにゅーでは今後も続報を追っていく。牧野楠葉の活躍に今後とも期待しよう。
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