大正大学文学部日本文学科が主催する「和本で親しむ日本古典文学の世界」が2月26日に開催される。

 当日は、神奈川県立金沢文庫学芸員の貫井裕恵と慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授佐々木孝浩による講演のほか、参加者に貴重な和本見学の機会も用意。

 『源氏物語』写本などの貴重な所蔵がある本学附属図書館の協力・連携のもと、日本文学科では、それらを活用して和古書に親しみ、古典への興味を引き出すイベントを開催している。昨年8月には、中学生・高校生を対象としたイベント「初心者のための大正大学日文くずし字講座」を開講した。

 「和本で親しむ日本古典文学の世界」は、くずし字講座に続く2回目のイベントとして実施。

 イベントは無料だが、事前の申し込みが必要。詳細はHPで確認を。

 NHK大河ドラマ『光る君へ』の放送で俄かに活気づく日本古典文学をより深く知る上でも希少な機会なのではないか。