5月29日に開催される第三十四回文学フリマ東京だが、破滅派の動きも慌ただしい。
今回の文フリ東京では、破滅派はア07・08に設置された。入口から入って右に壁沿いに進めば見えてくる、所謂「壁サー」である。
紙の破滅派『小説の速度。』
今回発売される、「紙の破滅派」十七号のテーマは、『小説の速度。』である。破滅派の編集会議で示された小さな疑問から生れた、小説のあり方そのものを探る大きなテーマを、同人がそれぞれの解釈で「速く・遅く」示した作品が掲載される。また、小説の「速度」を巡るアンケートや評論も掲載されており、改めて小説の構造に向き合える特集となっている。少しでも気になったら、「速さって何だ?」と思ったら、是非文フリ東京で破滅派に来て是非目の当たりにして頂きたい。破滅派の作家たちもTwitterで意気込みを覗かせている。
5/29(日)文フリ東京【ア-07/08】にて『破滅派17号小説の速度。』を頒布します。破滅派らしいさわやかな表紙が目印です。小説の速度について果敢に挑んだ同人たちの創作/評論/対談/アンケートと盛りだくさんでお届けします。どうぞよろしくお願いします。#文学フリマ東京 pic.twitter.com/7p1JYYD7gs
— 諏訪靖彦@文フリ東京【ア-07/08】 (@suwa_yasuhiko) May 23, 2022
5/29(日)文フリ東京【ア-07/08】にて『破滅派17号小説の速度。』よろしくお願いします。
私は『今こそ世界の名作に突っ込んでみる』と題し、ゲーテ、ドストエフスキー、ユゴーなどの名作に「速度」の観点から斬り込みました。きっと読書が楽しくなります😆 pic.twitter.com/waSvpEgHhJ— 大猫(TAMACAT) (@TAMACAT5) May 23, 2022
佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』、斧田小夜『ギークに銃はいらない』の先行販売
そして、破滅派の商業出版第二弾となる佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』、斧田小夜『ギークに銃はいらない』の先行販売も行われる。消費税分割引かつ最速で手に入れることが出来る。斧田小夜『ギークに銃はいらない』についてはサイン本が手に入るかも?
高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』に続き、破滅派所属の実力派作家の力量が強く発揮された作品を、是非ご覧頂きたい。作品の詳細については下記記事も参照して欲しい。
他にも、破滅派同人が参加している他文芸誌もそれぞれのブースで販売される予定なので、是非当日までにチェックを済ませておこう。会場には破滅派同人も参加予定なので、誰と会場で会えるか、こちらも楽しみにしてほしい。また、破滅派ポストカードも配布されるとの情報もあるので、是非足を運ぼう。
今回の文フリも成功することを祈りつつ、5月29日を待ちたい。第三十四回文学フリマ東京は、5月29日に東京流通センター・第一展示場で開催。詳細については下記サイトなども参照のこと。
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