神奈川県横浜市の神奈川近代文学館では、特別展「生誕100年 ドナルド・キーン展―日本文化へのひとすじの道」を5月28日から開催する。
アーサー・ウェイリー訳「源氏物語」との運命的な出会いを経て、日本文化の魅力を世界、そして日本人に向けても伝え続けたドナルド・キーン(1922~2019)は、今も多くの人々に影響を与えている。日米を往復し、研究のみならず谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫といった文学者達とも頻繁に交流し、残された数々の記録は貴重な文学史そのものとなっている。特別展「生誕100年 ドナルド・キーン展―日本文化へのひとすじの道」では、ドナルド・キーンの約70年にわたる日本との交流の日々を紹介する。
展示では、ドナルド・キーンと日本文学の関係を深く知ることができるさまざまな写真や文書が公開される。また、記念講演や映画鑑賞、ギャラリートークなども行われる予定。ドナルド・キーンの生涯を通じて改めて日本文化を知ることができる催しとなりそうだ。
特別展「生誕100年 ドナルド・キーン展―日本文化へのひとすじの道」は神奈川近代文学館で5月28日から7月24日まで開催される。観覧料は一般700円。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。
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