第三十三回文学フリマ東京が11月23日に東京流通センター 第一展示場で開催される。

2002年に大塚英志氏の呼びかけにより始まった文学フリマも、年を追うごとに規模や開催地が拡大し続け、発展を遂げている。我らが破滅派も2007年より文学フリマに参加し、常連といえるまでの存在感を放って多くの人々に破滅的世界を見せつけてきた。コロナウイルスの中でも、対策・対応を重ねたうえで、規模などを変更し状況を注視しつつ各地で開催されている。具体的な対策としては開催時間の短縮や、来場者のマスク着用などの衛生対策強化、見本誌・チラシコーナーの廃止、休憩所の廃止などが挙げられる。

今回、破滅派は無事に登録を済ませ、文フリに向けての活動を始めている。出展位置などの詳細は追々お知らせできると思われるので、Twitterの破滅派公式アカウント、ミニコMeなどを是非チェックして欲しい。第16号となる今度の紙の破滅派のテーマは「追悼・山谷感人」である。破滅派の歴史とほぼ同時に歩み、そして破滅派を騒がせたこの「山谷感人」と言う複雑極まる人間の存在について、破滅派の同人は何を感じ、どう接してきたのだろうか。そんな破滅派と山谷感人の関係に関する決算となる(ならないかも知れない)。どのような原稿が集まっていくのか、期待は尽きない。10月31日まで原稿を募集しているので、我こそはと言う方は是非参加も検討してみては如何だろうか。山谷感人を知らない人に対しても、応募要項ページで説明や紹介が行われているので是非熟読して欲しい。

今回の文フリも成功することを祈りつつ、11月23日を待ちたい。第三十三回文学フリマ東京は、11月23日に東京流通センター・第一展示場で開催。下記サイトなども参照のこと。