アナキズムと自由に関する書籍を紹介するブックガイド『アナキズムを読む 〈自由〉を生きるためのブックガイド』が、皓星社より10月15日に発売されることがわかった。
『アナキズムを読む 〈自由〉を生きるためのブックガイド』は、徹底した自由を尊び束縛を拒否する無政府主義(アナキズム)について扱った書籍を、様々な側面から紹介していく書籍となっている。編集は田中ひかるが担当した。多くの有識者が、古典的なアナキズムから最新のアナキズムまで網羅し、その意義や要点について紹介を行っていく。本書では、2019年5月にパブリブより刊行された髙井ホアン著『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』も紹介されており、著者として髙井ホアンが寄稿を行った。
格差、分断、差別、そして不自由を強いられる日常のなかで、私たちはどう生き、将来をどう思い描いたらいいのか。
「支配がない状態」をつくりだすアナーキーな思考と実践を手がかりに、みんなが生きやすい社会を構想し、自分らしい生き方を探る〝希望と解放〟の読書案内!
55のブックガイドと多彩なエッセイ・コラムのほか、編者による「アナキズムの歴史と現在」を収録。
コロナ禍以前から閉塞が続く現代において、様々な思想が問い直されている今、アナキズムが取りあげられる意義は大きい。改めてアナキズムが振り返られる良い機会を提供する一冊となりそうだ。
『アナキズムを読む 〈自由〉を生きるためのブックガイド』は10月15日に全国書店他で発売される。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。
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